ヴギウギ・キャット!

作詞安井かずみ/作曲加藤和彦によるこのハードポップは最高に盛り上がるジャニーズライブ定番曲。

私は最初に聞いたのが少年隊 10th Anniversary Live Ver. なのでそれ以外だと物足りないです。錦織&東山の歌声の共通点は軽いことで、ライブでノってくると音を足すのがこの2人。錦織は少年隊の高音域担当な、いわばギターなので目立ちますが、東山は低音域のベースなので普段はあまり目立ちません。けれど10thの『ヴギウギ・キャット』は東山のロンダードからのスワン(後方即身宙返り)→ターン&ヘッドバンギングでスタートという構成なので流石に目立ちますし、めちゃくちゃに盛り上がります。

その後もアリーナで突き抜けたシャウトを放ち腰も頭も振りまくりどんどんヒートアップしていく東山と、主旋律担当のボーカルとして抜群の安定感を見せつつもギターとセッションしたりと要所要所を締める植草。当然錦織も絶好調でマイクスタンドでセクシーに魅せます。更に女性コーラスもついてるので音の厚みが段違い。

『ヴギウギ・キャット』は1986年12月21日リリース少年隊ミニアルバム『Wonderland』収録。CDはプレミアがついてるかもしれませんが、カセットテープやレコード盤なら多分手が出せるはず。レコードプレーヤーって実は新品でもそこそこの値段で買えるので選択肢として考慮してみて。

『少年隊 10th Anniversary Live 1995~1996』はVHS版のみでプレミアついちゃってますが、アジア圏ならVCDになってる可能性があるのでお暇な時に露店などをチェック。なお現在正規ルートで買える少年隊のCDで一枚目としてお薦めなのは『情熱の一夜』です。

『ヴギウギ・キャット』なのか『ブギウギ・キャット』なのかエクスクラメーションマークがつくのかつかないのかについては、オフィシャルで表記に揺れがあるので気にしないでください。歌はいきものなのだ。